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たかはしクリニックは小児から成人の糖尿病に高い専門性を持っています。
一般小児科・内科と内分泌に加えて加齢性疾患、皮膚科を診療するクリニックです。

成長ホルモン分泌不全性低身長

子供が順調に成長していくためにはいくつかのホルモンやまだよく知られていない成長因子が必要と考えられています。
そのなかでも脳の下垂体から分泌される成長ホルモンはソマトメジンCという骨の成長に不可欠な物質を作らせる重要なホルモンです。
検査の結果(外来検査)成長ホルモン分泌不全が疑われると、成長ホルモンを皮下に注射する治療が始まります。
毎日病院に通う必要なく、自宅で注射をしていただきます。(自己注射)
骨の成熟が進んでいないうちに治療することが大切です。

成長ホルモン分泌不全性低身長

成長ホルモン分泌不全性低身長

最終身長に影響を与える要素

 ・小学校入学頃の身長
 ・両親の身長の平均
 ・骨年齢(こつねんれい)
 ・思春期の時期

※骨端線が閉じていない。

骨年齢
骨の間にある軟骨細胞が増え骨におきかわって背がのびていきます。レントゲンで見ると子供のあいだはこの軟骨が薄くみえ、骨と骨の間に隙間があるように見えますが、成人の骨には軟骨はなく骨で埋まっています。これを骨端線が閉じるといいます。手のひらの骨端線と手根骨で骨年齢を見て後どれくらい背がのびるかが診断出来ます

ソマトメジンC
成長ホルモンは肝、腎、骨、に働きかけてソマトメジンCという物質をつくります。それが軟骨に働きかけて身長を伸ばすことがわかっています。ソマトジンCの産生には成長ホルモンと十分で良質なタンパク質が必要です。また成長ホルモンの効果を高めるには規則正しい生活、食習慣、十分な睡眠、そして運動とストレスをためない生活が望まれます。